■
書評;「勉強上手:成毛眞」 やってみた
この本は勉強するための本ではない。勉強している人の本でもない。勉強させないための本だ。苦痛を伴う勉強なんて意味はない。必要じゃないことを勉強しても意味ないよと訴え、感性を磨く新しい勉強の形を説くのだ。
勉強が嫌で嫌でたまらない。努力なんてしたくない。でも、おいしいところだけは頂いて、好きなことで生きていきたい。そんな人にお勧めの1冊だ。遊びの延長で勉強というもの自体を再構築していく。
自分の頭で考える。これが一番大事なのだ。好きなことをして生きていくためには自分の頭で考える事が必要だ。ゆえに信頼できる情報を得て情報に惑わされないためにはどうするか。生きる術を教えてくれる。
また、この本を自分の血肉とさせる事を推奨する。精度が高く、生きの良い情報を仕入れ、どのような形で、自分の生活にいかしていくか。情報に脊髄反射するのではなく、思考することこそ必要なのだ。
この本のコンセプトは、努力が必要な勉強など必要ないである。苦手なことを覚えようとしてもなかなか頭に入ってこないし、それが得意な人には太刀打ちできない。したがって、必要な努力だけしようぜという話だ。
若い時から自分の半径1メートルくらいのことにしか興味がないと思考力のない人になってしまう。だからこそ、貪欲に好奇心を持ち情報を手に入れる。テレビ番組というアナログとSNSというデジタルを駆使した情報収集術は必見である。
著者の成毛眞さんは、とにかく世間の逆を行く。昔の書評は、学者や評論家が書くものだったから、文章が上手いだけの素人を集めさせてノンフィクション専門の書評「HONZ」を立ち上げヒットさせた。
僕は、人がやらないことだから価値があると思う。誰にでもできることなら誰かに任せておけばいい。誰にでも出来る仕事をしない自分になるために読むと、面白いのではないだろうか。
後書き:結局amazonアフィリエイトプログラムのpin入力上手くいかず、審査受けられず。てか、一定数記事ないと駄目なのね。諦めておいらは書評記事でも出しておきやーす。朝の新着記事に載ること狙いで7時10分にしてみた。7時に新着した人の上に載るからね。まぁ、結果を待ってみるかと。頑張ってこー